こんにちは、山﨑理恵です。
不思議.ネットというブログに、このような記事がありました。
『君の名は』量子論や神話で見えてきた、隠された意味とは? 哲学研究者に聞いてみた
こういうのって、大好物です(笑)。
『君の名は』は、実はまだ見ていないのですが、新海誠さんの映画は、とても好きです。
そして、哲学的に考えるのが昔から、大好き。
であれば、この記事、目にとまらないはずありません。
物(もの)は「霊」(たま)、物語は、霊の語り
1,物(もの)は「霊」(たま)
以下、引用は、上記リンクから。
現代科学は物質から精神が産まれたと思っているんだけど、古代人たちは逆に精神から物質が産まれている、と考えていたんだ。
もともと日本語の「物(もの)」だってそうだよ。昔の日本人は「物」は「霊(たま)」だと考えていた。だから「ものさみしい」とか「ものごころ」とか「もののあはれ」なんて言い回しが残っている。
「もの」はその意味で言えば自己と他者の縁結びの場所で、それが物質の創造の秘密にもなっている。これは彼岸と此岸の出会いと言ってもいいね。
「古代人たちは逆に精神から物質が産まれている」と考えていたのは、科学文明のなかで育ってきた私たちにとっては、不思議な感覚ですね。
けれど、日本でも奈良時代の文学を読んでみると、モノ=霊として語られています。
モノ=霊=生きている人=死者
という感じで、生きている人間も死者も、あいまいです。
そして、日本人は、西洋より長いあいだ、物を物質とは考えていませんでした。
八百万の神として、霊が宿っているものとして見ていました。
2,量子論によって、「物質観」がくずれる
そして、日本でも「物」を「物質」と見るようになったところで、ここにきて量子論は、「物質」の概念を壊してしまいました。
観察者が見ていない時には、素粒子は波であり、どこにいるか確定できず、見たとたんに粒子になる、という、これまでの「物質」観をこわしたわけです。
H氏: そうだね。現代科学は物質の根底にたどり着いたわけだけど、物質のような捉え方で素粒子は理解することができないということが分かった。
物質であれば3次元認識で把握できる。でも素粒子はできないんだ。
数学的にもそうだよ。素粒子の世界は複素数でしか表せない。虚数が混じってるんだ。実数じゃない。だから現実的なものとしては表現できない。
素粒子が意識と何らかの形で繋がっているというのは物理学者たちも気づいているけど、その先はまだ誰も分からない。それが持続としての精神だという見方をするのがドゥルーズだと思うといいよ。
まあ、難しい話はおいておくとして、こうしてみると、奈良時代の感覚が、あんがいものごとの本質をとらえていたのかもしれません。
モノ=霊=生きている人=死者
3,物語は、「モノ=霊」の語り
量子論が出てくると、これまでの「物質」的な科学がくずれてしまいました。
いったい、何が真実なんだろう?
とても不思議でしかたありません。
見ていない時には波であり、観察して粒子になる、という世界では、
まったき客観的な真実は、ありえません。
人の意識が、どうしても関係してくる、そう思えてきます。
けれどもともと、人にとっての真実というものは、そういうものです。
客観的な真実、などはありません。
たとえば、この『君の名は』という作品1つとっても、人それぞれに感じ方、とらえ方が違ってきます。
いくら作者の新海誠さんが、「こういう意味だ」と言ったとしても、作品は、
できあがって発信されたと同時に、作者の手を離れます。
作品というものは、受け手が二次創作して~自分なりに解釈して~受け取ります。
世界もそうです。
客観的な世界というものは、存在しません。
人それぞれ、世界を自分で創造して受け取っているわけです。
この創造した世界が、すばらしい世界であれば、人は幸福な人生を送ります。
創造した世界が、悲惨な世界であれば、人は悲惨な人生を送ります。
コンサルでは、クライアントさんの創造する世界が、悲惨なものになっているのを、
良いものになるよう、お手伝いしています。
物語は、霊(たま)の語り。
人と人、人と物を結びつけます。
あなたが、誰とどんなふうに結びつき、なにとどんなふうに結びつき、
より良い物語を創っていくのか。
悲惨な物語を創っていくのか。
人は、現在のなかにどっぷりと入り込んでしまっていると、自分がどんな物語を
創っているのか、客観的に見ることができません。
私は、作家として、物語を読むのも創るのも、得意です。
物語を書く時には、広い神のような視点が必要です。
その神のような視点で、あなたの創っている物語を見ます。
私が見ることで、変わることのなかったあなたの人生が、変わり始めます。
私にとって、物語を書くことも、クライアントさんたちをより良きほうへ導いていくのも、同じ感覚です。
手を出しすぎてしまっては、登場人物たちが死んでしまいます。
何もしなければ、めちゃくちゃになります。
登場人物たちの生きた動きを殺さないように、より良きほうへ導く。
物語りを書くことと、コンサルでやらせていただいていることは、まったく同じなのです。
人は、本当に不思議で、何が良く、何が悪いのか、簡単にジャッジできません。
クライアントさんの今にとって、何が良いのか、何が良い未来に導かせるのか。
私個人の思考、感覚は、いれないようにしています。
常に自分の思考、感覚をフラットにし、クライアントさんの心に繊細に寄り添い、
共に美しい音色を探しています。
ライン@では、無料でご相談いただけます。
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