こんにちは、山﨑理恵です。
クリスマスも終わりましたが、皆さん、楽しく過ごされましたか?
私はビジネスコンサル漬けでしたが、自分を生かす
毎日は、とても楽しいです。
下の子に、そこそこおいしい? お料理も、作ってあげたしね。
いろいろ読んだり、これまで感じていたこととあわせて、まとめてみたいと思います。
敏感すぎる人(HSP)たちと発達障害はまちがわれやすい、特に子どもは
1,敏感すぎる人(HSP)たちと発達障害は、現れる問題が似ている
敏感すぎる人たちを、HSPという名で呼ぶ、というのは、初めて知りました。
ま、基本、私は、敏感すぎる人です。
元夫も、子どもたち2人もそうです。
(自分で言うな、というお言葉は、とりあえずおいておいてね)
で、この敏感すぎる人たちは、発達障害の方、
自閉スペクトラム、アスペルガー症候群、ADHDの方たちとは真逆なんですが、
表面に現れる問題としては似ていることがあります。
特に子どもは似ているので、小さいお子さんは、
発達障害とまちがわれている、ということがけっこうあるんじゃないかと思います。
その際、発達障害の薬を飲まされてしまうと、その才能をつぶすことになります。
(発達障害のお子さんも、薬での治療は、私はよいと思っていません。
あくまでも私の感覚で、しっかりしたエビデンスはありませんので、ご自分でお調べください)
うちの長男も、かなり敏感すぎる子どもでしたが、
小さい頃はカンが強く、1歳児検診、2歳児検診でも大泣きで暴れ、
幼稚園は登園をしぶり、小学校高学年でも、不登校ぎみでした。
幼稚園の頃までは、今でしたら、
「発達障害」と言われても、不思議ではなかったと思います。
あの頃、そんなにうるさくなかったのが、幸いしました。
わかりやすく、図に書いてみると、
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/o0480031613830049826.jpg?resize=480%2C316)
以前、ご自分のことを、アスペルガーと認識されているらしい方から、
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/10/6f64e8c3fc92c3e2967681c431d0ef29_s-004.jpg?w=728)
と、言われたことがあります。
こちらを悪くいうつもりはなく、
「同じですよね」、という親愛の意味だったと解釈しています。
それまでお会いしたことがなく、私のブログ記事を読んで、そう思われたようです。
私は、なぜそう思われたのか、とても不思議だったのですが、この記事を読んで理解しました。
アスペルガー症候群と、敏感すぎる人たちは、真逆です。
真逆ですが、現れる問題として、似ているところがあるのです。
2,発達障害の方の特徴
アスペルガー症候群と言われる方は、一般的に、言葉を、そのまま受け取ると言われています。
空気を読む、ということが苦手です。
サバン症候群などは、完コピが得意です。
結果、普通の人たちから見ると、独特な行動となり、理解されず、孤立しやすくなります。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/o0480031613830049826.jpg?resize=480%2C316)
その結果、
↓
うつ病、不安、孤立、
睡眠障害、不登校、ひきこもり
などに、なりやすいのです。
理解されないことで、世間に怒りや恨みを抱いている、
あるいは逆に、自分が悪いという、強い劣等感を抱いている、
ということがあります。
事実、普通の母親に理解されず、一般家庭でも、愛情不足になりやすい、ということがあります。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/10/74d7f5b6f9d4939b2b853a3dabea9f7a_s-1.jpg?resize=300%2C225)
発達障害の方は、こういう自分の特徴を理解し、世界が敵で、自分が嫌われているのではなく、自分が空気を読みにくいため、相手の気分を害してしまっている、
と理解することが、まず大切です。
ですが、本当に発達障害ですか?
最後にまとめてありますので、ぜひお読みください。
一方、真逆の敏感すぎる人たちは、どうかといえば、
2,敏感すぎる人(HSP)たちの特徴
言葉通り、敏感すぎます。
良いことも悪いことも、人よりも感じてしまいます。
うちの長男は、子どもの頃、アニメを見ては、泣いていました。
まだ小さい頃から、感性豊かなアニメを見て、ぎょっとするほど、涙を流していました。
どらえもんを見て、のび太がお母さんに叱られているだけで、大泣きしていました。
「こんなに感性豊かで、育つんだろうか?」
と、元夫と、心配していたものです。
まわりの人の表情、しぐさから、言葉の裏を読み取ります。
悲しさ、悔しさ、嬉しさ、怒り、
寂しさ、喜び、つまらなさ、所在のなさ、
何色もの心の色を読み取るので、幼稚園や学校など、たくさんの生徒たちがいるところでは、疲れてしまことがあります。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/o0480031613830049826.jpg?resize=480%2C316)
そして、自分は人の気持ちを、正確に読み取るのに、自分の気持ちを正確に読み取られることは、ほぼありません。
母親にさほど問題がなくても、
「理解されない」という、悩みを抱えます。
少し問題があれば、それは、大きな問題となります。
それぞれの理解度は、こんな感じです。
(おおまかです。人間は機械ではありませんので、複合的でもあるでしょう。)
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/o0480036013830049840.jpg?resize=480%2C360)
自分は理解しているのに、相手からは、理解されない部分が多くなります。
結果、
↓
うつ病、不安、孤独、
睡眠障害、不登校、ひきこもり
になってしまうことが、あります。
はい、発達障害の人たちが陥ってしまうことと、ものすごく似ているのです。
ですから、子どもの頃は、誤解されてしまうことが多いのも、わかりますね?
4,発達障害の人たちも、敏感すぎる人(HSP)の人たちも、理解されないことに苦しんでいる
もう一度、図を出してみましょう。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/o0480036013830049840.jpg?resize=480%2C360)
どちらも、普通の人たちから、理解されていません。
敏感すぎる人たちは、共通点があるので、まったく理解されていないわけでは、ありません。
敏感すぎる度合いが大きければ大きいほど、理解されない感覚も大きくなります。
敏感すぎる人(HSP)たちは、洞察力、類推力、抽出力に
優れているため、現実のできごとから、本質を見抜きます。
発達障害の人たちは、よぶんなところ(言葉の裏)などを読まないがゆえに、
現実のできごとから、本質を見たりします。
普通の人たちは、現実のできごとを見ているので、その本質がよくわかりません。
敏感すぎる人(HSP)たちや、発達障害の人たちが言う本質が、
「ばかなこと」に見えます。
どちらも、普通の人たちから見れば、異質なのです。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/f649454ca8816d33543843ca9756f9f4_s.jpg?resize=300%2C200)
5,発達障害の人たちは合わせられない、敏感すぎる人(HSP)たちは合わせすぎる
一般に、発達障害の人たちは、普通の人たちに、合わせるのが苦手と言われています。
結果、いつのまにか孤立してしまい、いじめにもあいやすく、生きづらくなります。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/8b6c6edfa6250ff194ab40504547b0c5_s.jpg?resize=300%2C200)
対して、敏感すぎる人(HSP)たちは、言葉の裏、場の空気を誰よりも読めるので、合わせることが得意です。
言葉にしない相手の感情も、手に取るようにわかるので、相手の気持ちをくみすぎてしまい、合わせすぎてしまいます。
当然、疲れます。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/11/7f95b9957e6ac1819774a91895a2f0bd_s.jpg?resize=300%2C200)
私も、小学生から19歳くらいまで、かなり疲れやすかったのです。
中学生の時は、どちらかといえば人気者でしたので、誘いをどう断ればいいのか、ということに悩んでいました。
人は嫌いではないし、大勢でわいわいするのもいいのですが、人と一緒にいると、疲れるからです。
学校にいる時間だけで、じゅうぶん、と思っていたのです。
孤独もずいぶん感じていましたけれど、20歳で同型の元夫をみつけて、現実から乖離するほどの孤独感からは解放されました。
敏感すぎることを、芸術、ビジネスに活かす
1,敏感すぎることは、ものすごい強み、才能である
敏感すぎることは、傷つきやすく、理解されない感じをともない、孤独になりやすいという、負の性質があります。
けれど、それは、大きな強み、才能でもあるのです。
普通の人に見えないものを、見ます。
感じます。
洞察力、類推力、抽出力に優れます。
ものすごい強み、才能なんです。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/11/8b24c37d0be1b8da3b8ddc511bbce411_s.jpg?resize=300%2C200)
2,芸術、ビジネスに活かすと、力を発揮する
敏感すぎる性質は、芸術、ビジネスに生かすと、大きな力を発揮します。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/10/6f64e8c3fc92c3e2967681c431d0ef29_s-004.jpg?w=728)
芸術はわかりるけど、ビジネスもですか~?
敏感すぎる人って、ビジネスに向かないような気がします~。
そう思われがちなんですが、ビジネスで力を発揮します。
人が見ないところを見る、というのは、ビジネスをやるうえで、大きな強みなんです。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/76f8364e5578c1482bfe77701589965e_s.jpg?resize=300%2C209)
たとえば、学習塾を経営していた時、私はよく気がつきました。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/10/最近の更新24-002.jpg?w=728)
頭がぶつかるから、離しておいて。
すると、元夫は、あきれていました。
「気にしすぎだよ。そんなこと、あるわけない。
隕石が落ちてくるのを、心配しているようなもんだ」
と笑った10日後あたりに、自分が開けたドアで、生徒さんの頭を直撃していました。
その他にも、
「このままだと、こうなるからこうして」
と幾度も言い、幾度もあきれられ、それが現実になっていました。
結果として、大事にいたらなかったので、よかったのですが。
こういう私の感覚は、普通型の元姑にも、
「考えすぎ。神経質」
と笑われていました。
ですが、結果として、普通型の元姑の考えでやっていた商店は、
時代の波にまったくたちうちできず、
元夫のやっていた学習塾も、時代の波にたちうちできませんでした。
普通の人たちから見れば、考えすぎ、神経質すぎなところが、ビジネスには、必要なのです。
特に、一人でビジネスを立ち上げるとなれば、気がつかなかいことは、致命的です。
で、私のこの敏感すぎる性質は、ビジネス、芸術で使いきっているので、プライベートは、同じタイプの子どもと一緒に、てろ~んとしています。
プライベートで一緒にいる人は厳選しているので、気を使って疲れることは、ありません。
もしあなたが、敏感すぎるのであれば、
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/10/最近の更新24-002.jpg?w=728)
と、私は心から、エールを送ります。
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が、実は、こんな概念の違いは、実際の人間には、ないんじゃないかな
発達障害って、ほんとにあるの?
普通って、なんですか?
ADHDと言われてしまっている方々は、私は、敏感すぎる人たちだと考えています。
研究のなかでは、
・静かなところにいれば落ちつくのは、敏感な人たち
・静かなところにいても落ちつかないのは、ADHD
という考えもあるようですが、
その「静かなところ」というのは、「普通の常識」から考えて「静か」ということであって、本人を見てはいません。
その人にとっては、他の人に聞こえない声が聞こえるかもしれません。
その人にとっては、他の人に聞こえない色が見えるかもしれません。
へんにスピリチュアル、という意味ではなく、個性という意味で、敏感にいろいろなものを見たり聞いたり、感じたりしている、ということです。
人が本来持っている、感じ取る力が、人より強い。
「普通の常識」からすると「静かなところ」であっても、その人から見ると、ものすごく豊かでわくわくしてしまうところかもしれません。
あるいは、なにか怖いところかもしれません。
![](https://i0.wp.com/mi-rie.com/wp-content/uploads/2016/12/182a2b03477465d7076ab368c15587fe_s.jpg?resize=300%2C225)
とすると、ADHDと言われてしまっている方達は、たんに、敏感な人たちなのでは。
また単に、じっと座っているより動きたいという身体型、エネルギーが人より強い、ということもあるでしょう。
それは、他の発達障害と言われている方達も同じで、見た目、創造性がないように見えても、その内側は、豊かな創造にあふれ、だからこそ、外側に興味がないように見える。
父が後年うつ病がひどくなり、外界との疎通が難しくなった時がありましたが、その後回復すると、
「外側のことが全部わかっていた」、と言っていました。
外側から見ただけでは、その人の内側は、わからないんですよね~。
1つ1つ見ていくと、つまりは、創造性の少ない
「発達障害」というものじたいが、ないのではないでしょうか?
「発達障害」を定義した発案者が、後年、
「発達障害というものはない」と言っていますね。
これから日本は、どんどん老人の国になっていくのに、大切な子ども達を、「発達障害」と規定して薬を与えてしまったら、日本はほんとにつぶれてしまうのではないかな、と思います。
(私の感覚でエビデンスはないので、ご自分でよくお調べください)
人は本来、誰でも創造力があるもので、「発達障害」と規定されてしまったけれど、
「違うのでは?」と、皆さんが考えていただけたらいいな、と思います。
それぞれが、それぞれを活かせるといいですよね。
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