こんにちは、山﨑理恵、通称みりえです。
さて、話題の「逃げるは恥だが役に立つ」。
最終回の１０時半になって、初めて見ました。
ずっと見ていた下の子が、おもむろにつけたので、
「どれどれ」と一緒に見ることに。
おもしろかった！
ということで、残り４０分ほどを見て感じたことを。
自分に呪いをかけないで
～「逃げるは恥だが役に立つ」最終回を観て
１，自分に呪いをかけるな
「自分に呪いをかけないで」
４９歳という設定の石田ゆり子さんのセリフですが、
これはもう、本当にそう！！！！
って、ビックリマークを連打したいくらいです。
若い子に、
自分がいずれそうなるものに呪いをかけるなんて、
といましめるのですが、
そう言いつつ、百合さん自身も、自分の年齢に引け目を感じていました。
本当は、涼太が好きなのに、５０歳という年齢から、
引け目を感じて、本心が言いだせません。
現実に５０歳という戸籍年齢はありますし、
肉体的な年齢もあるでしょう。
けれど、５０歳という年齢に、引け目を感じるという
呪いをかけているのは、百合自身です。
頼綱（古田新太）も、
「いつも振られる」
という呪いを、自分にかけています。
みくり（新垣結衣）も、普通じゃない自分に引け目を感じます。
普通に主婦をやることをよしとせず、
「家事やるけど、ボランディアだから！」
と強調する、めんどくさい自分に、引け目を感じます。
呪いをかけているのは、世間の常識ではあるんですが、
その常識を採用しているのは、自分自身です。
って思えばいいだけの話なんです。
３，自分の呪いに、自分で苦しんでいる
このドラマだけではなく、皆さん、ほんとに自分で
自分に呪いをかけています。
いい大学にいかないといけない。
大学に落ちたら、みっともない。
会社に就職しなければいけない。
派遣やアルバイトなんて、みっともない。
結婚しないといけない。
いつまでも独身なんて、みっともない。
子どもがいないと、幸せな家庭じゃない。
いい子どもじゃなくちゃいけない。
親のいうことはきかないといけない。
いい妻でいないといけない。
いいお母さんじゃないといけない。
いいお嫁さんじゃないといけない。
本当にね、山のように、
自分自身に呪いをかけています。
そして、どんどん窮屈になっていきます。
苦しくなって苦しくなって、
カルトまがいのところに入る。
スピリチュアルにどっぷりつかる。
こういう図式があります。
まじめで高学歴の人が、オウムに入っていたりしたでしょう？
自分でどんどん呪いをかけて、
苦しくなって苦しくなって、
ふらっと入ってしまったりするんですね。
世間に呪いは、たくさんあります。
親から、学校から、世間から、常識から、
その呪いをたくさんかけられます。
でも、自分で自分にかける必要は、ないんです。
４，呪いから、さっさと逃げる
百合さんが言ってましたね。
「そんなおそろしい呪いからは、
さっさと逃げてしまいなさい」
ほんとにそうです。
世間のいろんな呪いからは、さっさと逃げるに限ります。
そして、自分自身で、自分に呪いをかけない。
生き方は、自分が決めればいいんです。
常識なんて、国と時代で、ぜんぜん違います。
「AはAです」
って、ほんとにそうですか？
今の日本では、AはAかもしれません。
けれど、TRE星では、違うでしょう。
（TRE星は、テキトーに作った星の名です）
常識なんて、そういうものです。
自分の生き方は、自分で決めていけばいいのです。
その時どき、あれこれ悩みながら。
みくりと津崎のようにね。
臨機応変に、その時どきに、応相談でいいわけです。
そしたら、カルトまがいのところに入ったり、
スピリチュアルにへんに頼ったりしないで、
楽しく幸せに生きていけますよ。
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私は、その常識をよしとしない。
私は、こうする。