こんにちは、女流作家、ビジネスコンサルタント、心理カウンセラーの山崎理恵です。
私のもとには、ビジネスコンサル、心理カウンセリングと、たくさんの女性たちが毎日来られます。
で、女性の皆さんとお話させていただいて、切に切に、思うわけです。
今、いったいいつなんですか、と。
今、平成ですよ。平成29年、2017年ですよ。21世紀ですよ。
AIの進歩は素早く、ネットの環境も日に日に進化しています。
私が子供の頃、SFだったことが、どんどん現実化している時代です。
スマホなんて、昔はSFだったんです。
スカイプなんて、SFのテレビ電話ですよ。
それなのに、女性たちの現実はどうでしょう?
驚くくらいに、私が子どもだった頃と、たいして変わっていません。
いつまで、女性は「妻」だの「嫁」だの言われてるんだ!?
結婚て、1対1の関係ですよね。
自立した2人の契約ですよね?
それなのに、日本では、姑、親が介入しすぎます。
1,姑、親が介入しすぎる
.
結婚したとたん、いえ、結婚する前から、姑、親が介入してきます。
田舎では、なぜか「長男の嫁」というわけのわからない縛りがあります。
長男、跡継ぎと結婚したとたん、「長男の嫁だから」とわけわからないことを、姑、舅から言われるわけです。
同居が当たり前だと思われ、夫を立て、姑、舅をたて、家のために生きることが、当たり前だと思われています。
いったい、いつの時代なんですか?
これだけ、世の中が変わっているのに、姑、舅は新しいことも学ばず、これまでの生き方にしがみつき、そればかりか、子どもとその奥さんに、それを強要します。
2、姑、舅の言うことなんて、まちがいだらけなのに、ただ強要される
.
ハッキリ言って、拷問です。
ダムが放流されるってわかっているのに、川の小さな小舟で、花見を強要されているようなものです。
楽しんでいるのは、姑、舅だけ。
そして、親の言うことが正しいと思っている息子だけ。
ばかばかしい。
ほんとに、ばかばかしいです。
こんなことを書けば、反論されると思いますが、かまいません。
あまりにも、女性の皆さんが縛られている現状を見ていると、言わずにいられません。
反論してくる方は、女性が多いと思います。
女性をしばっているのは、女性なんです。
女性をしばっているのは、女性
1,女性が、女性の足をひっぱっている
「嫁」と言ってしばるのは、「姑」、女性なんです。
後輩をしばるのは、女性なんです。
女の子をしばるのは、母親なんです。
そのまさか、です。
大人になって、生きづらさに悩む女性の大半は、母親に縛られています。
「仲良し」「愛情」という鎖を、頭の先からつまさきまで、ぐるぐると縛られています。
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そして、その母親の鎖から逃れたと思ったら、今度は、姑が手ぐすね引いて待っています。
友達やママ友に助けを求めようと思ったら、マウンティングされ、足を引っぱられます。
2,「いい奥さん、いいお母さんにならないと」、と縛り合っている
お互いに、いい奥さん、いいお母さんにならないと、と縛り合っています。
子どもをおいてどこかに出かけたら、「育児放棄」と陰口をたたかれます。
誰かを「いい奥さん」「いいお母さん」という鎖でしばりつけると、それは結局ブーメランになって、自分にかえってきます。
だから、家事がつらくなります。
育児がつらくなります。
自分でつらくしてしまっているんです。
自分が、誰かをしばっているから。
つらいから、誰かが楽しく幸せそうにしているのが、許せません。
隣の奥さんが、自由にしているのが、許せません。
ネットでキラキラしている人が、許せません。
娘が楽しそうに気楽そうにしているのが、許せません。
「結婚した時に苦労しないように」と、小学生の頃から、娘に家事を強要する母親も、いまだにいます。
3,誰かをしばったりしないで、まず自分を解放しよう
誰かを縛りたくなってしまっているなら、あなたはつらいはずです。
不自由だと思っているはずです。
勇気を出して、まず自分を解放してみてください。
自分を解放するために
1,親のルールは、親のルール、自分のルールに持ちこまない
親のルールは、親のルールです。
自分のルールにする必要はありません。
当たり前だと思っているルールが、実は親のルールにすぎなかった、と気がつくことが大切です。
自分が採用したいと心底思わないルールは、採用しなくていいのです。
2,人を縛らない
人を縛ると、それは必ずブーメランになって、自分を自分で縛ります。
「あの人は、子どもを預けて仕事に行ってる」
「子どもを預けて、旅行に行ってる」
誰かにそう悪口を言えば、今度はそう悪口を言われるのが怖くなって、自分の行動に制限がかかってしまうのです。
つまり、誰かを縛ろうとすることで、結局は自分を縛ってしまうのです。
きれいごとではなく、人のことを縛らず応援していると、自分のことも縛らずに応援できるようになります。
自分を解放し、女性を解放しよう!
まず自分を解放し、女性を解放しましょう。
みんなで見張り合い、足を引っ張る世界で、生きたいですか?
みんなで自由に、応援しあえる世界で、生きたいですよね?
まず、自分を解放して、身近にいる女性を応援してあげましょう。
できることから、変えていきましょう。
ふと鏡に映った自分の顔が、誰かを縛っている醜い顔をしていたら、いやだなあと心底思うんですよね。
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