3つの脳~自分と見込み客のトカゲ、サルを無視しないマーケティング

こんにちは、言の葉院の山崎理恵です。
関東では台風は遠ざかりましたが、あなたのところはだいじょうぶですか?
あいかわらず暑いので、水やミネラル不足にならないようにお気をつけくださいね。
そして、気が大切です。
今日も自分をほめて、”気”分を上げていきましょう。

てことで、今日の

山崎理恵の言葉の羅針盤。

自分のなかのトカゲ、猿を無視しないで認めてあげる。
見込み客のなかのトカゲ、猿も無視しないで大切に扱う。

生命の根本を無視しちゃうと、上っ面になったり影で出てくる。

音声でどうぞ↓
http://mi-rie.com/onsei/brain.mp3

人間には3つの脳がある

ポール・D・マクリーン博士は、脳には3つの脳があると提唱しました。

・爬虫類脳 トカゲのような生きるための本能 食べたい 寝たい 性的欲求 【安全でいたい 自己中心】
・哺乳類脳 サルのような衝動的な感情 喜び、怒り、好き嫌い、恐怖   【仲間が欲しい 認められたい】
・人間脳  論理的で未来を考えることができる思考 知能、記憶、創造、倫理  【成長したい】

ですね。

で、それぞれの割合は、このようだと言われています。

・爬虫類脳  8割
・哺乳類脳  1.5割~1.9割
・人間脳   0.5割~0.1割

私たちは自分を人間だと思っているけれど、いやいや、トカゲや猿の部分が大きいんですよね。
で、これをね、無視しないほうがいいんですね。

自分のなかのトカゲ、猿を無視しない

もうね、自分のなかの9.5割から9.9割が、トカゲや猿の脳なんですよ。
これをね、無視してりっぱな理想だけ言ってると、自分で自分のことがわからなくなります。
厳しい親に育てられたり、認められたいが強かったりすると、自分のこういうところを認めないんですが、結果、辛くなります。

自分の本能のトカゲや猿にふたをしても、なくなるわけじゃありません。
ふたをしたぶんだけ、たまって発酵して増えます。
でもそんなものが自分にあるって、認めたくないですよね。

で、何をするかっていうと、他人に投影します。
近しいパートナーや子どもに投影する場合が多いです。
あとは、知り合い、友人。
社会や政治に投影する人もいます。

芸能人の不倫にやたらに厳しいのも、これですね。
自由に生きている人が許せないのも、これです。

前にも書きましたけれど、「私を見て見て!」という認められたい気持ちにふたをすると、隣にいる自分より目立っている人が許せません。
「自分が自分がじゃだめなんだよ」
と牽制します。
「目立ちすぎって言われてるよ」

で、牽制できないと、影で足をひっぱったりもします。
でも自分は、りっぱなことをしているのです。
「あの人が、自分が自分がが強すぎる人だから」

これね、やられた人は簡単です。
離れればいいだけです。
やっている人は辛いですよね。
隣の人の足をひっぱった時には、一時的にすっきりしても、ふたをした「私を見て見て!」という認められたい感情はたまったままです。

だから発酵してますます増えていき、自分より目立っているパートナーにいらいらする。
自分より目立っている子どもにいらいらする。
友人、知り合いにいらいらする。

誰か1人の足をひっぱっても逃げられてしまうし、目立っている人はあちこちにいるから、いらいらし通しです。
この解決方は簡単です。

認めちゃえばいいの!

自分より目立っている人がいていらっときたら、
「自分が自分がじゃだめなのよ。人のことを応援しなくちゃ」
なんてふたをしないで、
ダイレクトに、
「あの人、目立ってていらっとくる」
って、自分の本当の気持ちを認めちゃえばいいんです。

そして、
「自分が自分がじゃだめなんだよ」
なんて牽制してないで、ダイレクトに、
「目立っててうらやましいなあ」
って、言っちゃえばいいんです。

で、自分の目立ちたい欲求を満たしてあげることです。
目立った服を着てもいいし、カラオケ発表会に参加してもいいし、人に迷惑がかからない方法でできることなんて、たくさんあります。

自分のなかのトカゲ、猿を認めて、そのまま
「あの人、目立っててやだ~」
と天に向かって言ったり、自分もどこかで目立つ行動をとっていけば、自然にその欲求は解消されていきます。

トカゲや猿の欲求をちゃんと認めて満たしてあげずに、理想言ってても人に伝わらないし、自分で辛くなっちゃいますよ。
まずね、自分と仲良くすることです。
自分と仲良くするって、りっぱな理想の自分だけじゃなく、子どもっぽい、トカゲや猿の自分と仲良くしてあげることです。
ここね、かなり大切ですよ。

自分のなかのトカゲや猿を無視してる=自分を無視している、自分を大切にしてない、
ってことですからね。

トカゲと猿にふたをするから、葛藤が生まれ、辛くなるんです。
認めて、大切に扱ってあげればいいんですよ。
天に向かって言うとか、カラオケ発表会に参加するとか、いくらでも人に迷惑かからない方法でやれますからね。

トカゲと猿に語りかけるマーケティング

で、マーケティングでも、トカゲと猿を大切にしないとだめなんですね。
8割のトカゲさんに嫌われたら、あなたの発信やプロモーションはうまくいきません。

だからほら、はでなプロダクトローンチでは、みんなこう言うでしょう。

「たった5分で月収7桁!」
「今すぐ簡単にウエスト5センチ減!」
「わくわくしてるだけで一ヶ月後に結婚!」

これね、マーケティング的に正しいんです。
ただ、実際にそうじゃないのに煽りすぎると、焼き畑農業みたいになっちゃうんですよね。

でも、人間脳にだけ訴えても、誰の心にも刺さらないです。
自分のなかのトカゲや猿を無視してる=自分を無視している、自分を大切にしてない、だったでしょ?
見込み客のなかのトカゲや猿を無視してるのもやっぱり、見込み客を大切にしてないってことなんです。

お客さんや生徒さんのトカゲや猿を無視してるのも、大切にしてないってことなんです。
ぜ~んぶね、まるごと認めてあげるんです。
これ、自分のことをぜ~んぶまるごと認めてないと、できないですよ。
自分のことを全部まるごと認めてないと、認めたくない欲求を相手に投影しちゃうんです。

生徒さんを進化させるためには、あえて厳しい状況においつめたり、時にきついことを言うことも必要だったりするんですが、投影がでちゃうと、進化させるためにじゃなくて、嫌悪感でつらくあたったりしちゃいます。

だから、自分と仲がいい、が基本です。
その自分は、理想の自分じゃなくて、トカゲや猿の自分をまるごとひっくるめた自分です。

で、その基本ができた上で、見込み客のトカゲ、猿に向けて語りかける必要があるんですよね。
ばかにするんじゃないです、全部まるごと認めて語りかけるっていうことです。

まず入り口は、トカゲさん、猿さんに語りかけないと振り向いてもらえないっていうことですね。
そして、人がより良く生きていくためにも、この部分をうまく解消していることが大切なので、サービスでもお客さんや生徒さんのトカゲさん、猿さんとしっかり向き合う必要があるんですよね。

具体的に言えば、

・爬虫類脳 「安全確保」「支配したい」「性的欲求」
・哺乳類脳 「好かれたい」「愛される」「コミュニティで認められたい」

ということろを書いていけばいいわけです。

人って、ロボットじゃないからこそ、おもしろいんですよ。
トカゲや猿の部分を殺しちゃったら、生命力あふれた感じにはなりませんから。
アンドロイドじゃなくて、でこぼこしてるから、魅力的なんです。

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WORDS c. Life Change アカデミー 学長。WORDS c. 出版 編集長。作家(山崎理恵/浅見理恵)。ラジオ放送(ランキング3位)。ビジネスコンサルタント・ベストセラー心理カウンセラー・ベストセラーコピーライター。作家の感性・洞察力・創造力、3度の起業成功経験を生かして、クライアントさんの人生を劇的に変えています。2度の学習塾経営(合計12年)時代から、延べ3,000人のコンサル実績。不良少年少女たちもやる気にさせる寄り添い方に、様々なカウンセリング、コンサル、起業塾を経た方たちが、駆け込み寺のようにこられています。詳しくは、こちら

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