こんばんは、山崎理恵、通称みりえです。
連日、ビジネスコンサル、心理カウンセリングをさせていただいています。
「あの時、こうすればよかった」
と、過去の後悔にとらわれている方は、多いです。
「これから、どうなるのか不安」
未来の不安にとらえられている方も、多いです。
どちらも、「今」が抜けてしまっています。
そして、現実を「そのまま」みつめることが、できていません。
それが、苦しみを創りだしています。
「過去の恋愛がうまくできていたら、幸せだったのに」
「ずっとお金が入らなかったら、どうすればいいだろう」
恋愛の相手はダメンズだったのに、良い恋愛ができたはずだと、
執着します。
バイトをすればお金は入るのに、「お金が入らない」という、
非現実な未来を、現実と思いこんでいます。
ありもしない、かんぺきな幸せがあったはずだと、思いこんでいます。
ありもしない、ひどい未来がくるはずだと、思いこんでいます。
かんぺきな幸せも、ひどい未来も、妄想です。
過去に執着し、未来を不安がり、「今」が抜けおちています。
「今」の現実を、ただ、そのままにみつめてみましょう。
難しく言うと、マインドフルネス認知療法というのですが、ものごとを、
ありのままにみることが大切です。
単なる「ひも」は、「ひも」とみることです。
「あれは、極上の帯ひもだった」と執着したり、
「あれは、毒蛇だ」と恐ろしがらないことです。
ものごとを思いこみでゆがめて観ていることで、苦しみが生まれます。
「ひも」に、苦しみはありません。
苦しみを創りだしているのは、あなたなのです。
自分でできるエクササイズとしては、座って、ゆっくりと呼吸してみましょう。
呼吸に意識をおき、
「おなかがふくらんでいる」
「おなかがへこんでいる」と、心の中で言い、確認していきます。
その時、「極上の帯ひもをとられて悔しい」とか、
「毒蛇がやってくる」とか、色いろ思い浮かぶでしょう。
肩が痛かったり、音が聞こえるかもしれません。
それらは、否定するのではなく、そのまま、「雑念がうかんだ」
「痛み」「音」と、心の中で言い、確認して、
また呼吸に意識をもどします。
過去に執着し、未来の不安が押しよせてきた時、
これをやってみてください。
なれないとなかなかできないと思いますが、ゆっくりと呼吸をし、
「おなかがふくらんでいる」「おなかがへこんでいる」と、
心のなかで言っていくだけです。
あなたにとって、その時「今」あるのは、呼吸だけです。
いろんな思いは、「今」とは関係のない、あなたの創りだした幻想でしかないのです。
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