「結婚まぢか、好きだけれど、金銭面で迷います」~マリッジブルーの対処方法

こんにちは、作家、ビジネスコンサルタント、アダルトチルドレン・恋愛カウンセラーの山崎理恵、通称みりえです。
さて、ライン@のご相談がたまっていますので、順番にご回答させていただきます。

結婚まぢか、好きだけれど、金銭面で迷います

 
3月末に、同棲している彼と、結婚することになりました。
付き合って1年なので、まだ同棲して日は浅いですが、お互い、ずっと一緒にいたいと思っています。
ただ、金銭的なことで悩んでしまいます。
(わかりやすく、文章を少し変えています)

現状をまとめると、将来に不安もある

・2人とも同じ会社で働いていて、契約社員。
 ボーナスもなく、給料が上がる見込みはあまりない。
 ★仕事にはやりがいがあり、転職は考えていない。
 .
・毎月の支払いが多い。→ 貯金がほとんどできない。
 賃貸の初期費用の返済、奨学金の返済、彼のバイクのローン。
 ★彼の支払いが多く、自分が食費、返済費用を多く支払っている。
.
こんななかで結婚しても、披露宴はもちろん、式をあげたり、指輪を買ったり、新婚旅行に行ったりできるのかなぁ。
子供ができて、私が仕事できなくて、生活できるのかな、と先のことを考えて沈んだ気持ちになります。
将来を考えると、不安になりますよね。
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「もちろん、式を挙げない人や、新婚旅行に行かない人だってたくさんいるのですが、私は親が離婚していて、金銭面を気にして成人式に出なかったり、他の人と比べて惨めさを感じてきたことが多く、今回も、友人の結婚式と比べてしまって、落ちこむ気持ちが少なからずあります。」
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「ただ、年上の人と付き合った時に、お金の心配はなかったけど、人として尊敬できない、好きになれなかったこともあったので、お金は一時的な問題で、一番大事なことではないと思ってはいます。」
彼のことは大好きなのに、こんなことで落ちこむ自分が、嫌になったりもします。
どう考えれば良いでしょうか。

現実的にお金は大切です

女性は、子どもを産んで育てることを考えると、その男性と一緒にいて、安心して子どもを育てることができるのかどうか、をしっかり考える必要があります。

お金のことは、子どもを育てていくうえでとても現実的なことで、「好きだから」考えなくていい、ということではありません。

子どもを育てていく、ということは、子どもが20歳になるまで、大学を考えると、22歳あたりまで、経済敵に援助していく、ということです。
「お金は一時的な問題」という簡単なものでは、ありません。
長期的で、とても大切な問題です。

金銭的な見通しが立たずに結婚して、結局、幼い子ども連れで離婚になり、さらに貧困に陥ってしまう女性も、とても多いのです。

彼の金銭的な問題は、深刻かどうか

ご相談の彼については、契約社員とはいえ、きちんと働いているのなら、深刻な問題はありません。
彼が贅沢をしていて支払いが多くなっているのなら問題ですが、贅沢をしている支払い、という感じもしません。

ただ、彼に経済的にステップアップする計画がなく、現状がずっと続くのだとすれば、確かに、お子さんが小さくマリさん(仮名)が働けない時には、金銭的に苦しくはなるでしょう。
お子さんをいつ産むのか、計画的に考えていくことで対処する必要があります。

惨めな気持ちは、無理に抑えない

結婚式や新婚旅行で人と比べる必要はありませんが、「みじめに感じる」というご自分の気持ちを、むりに抑えてしまうのもよくありません。

むりに抑えても、これまでの惨めな気持ちと一緒に積み重なって、不満がたまっていくでしょう。

選択肢は、ほんとはもっとたくさんある~選択肢をせばめない

男性は、いろんなタイプの人がたくさんいる

少し気になったのは、選択肢が狭いという感じがすることです。
ここは、彼がいい悪いではなく、マリさんの可能性を拡げるお話として、聞いてみてください。

選択肢が、2択になってしまっています。

①お金がなく将来も少し不安だけれど、大好きな彼
②お金はあるけれど、尊敬できない、好きになれない人

男性って、もっとたくさんいます。

年齢が書いてありませんでしたが、マリさんは、お若いのか、狭い範囲で暮らしてきたのか、ということだと思います。

上の2択で考えたら、①の彼ですよね、まちがいなく。
大切なことですのでもう一度言いますが、男性って、もっとたくさんいます。
いろんなタイプの男性がいます。

金銭面で安定していて、性格もいい人もいます。
人は2択に入るものではなく、グラデーションで、たくさんのタイプがいます。

ただ、この2択になってしまうのであれば、マリさんの現在の世界が狭い、ということです。

自分の世界が狭いのに、何もかも満たしている人を望む、というのも、なかなか厳しいものがあります。
人は、自分の世界に合う人と出会いますし、そういう人と仲良くなっていきます。

マリさんにとって、本当の2択は、今の自分を選ぶか、可能性の自分を選ぶか

マリさんにとって、本当の2択とは、今の自分を選ぶのか、可能性の自分を選ぶのか、ということです。

①今の自分を選ぶ。

今の自分の世界で、大好きな彼と結婚して人生を築いていく。
★今の自分なので、確実にここにある。

②可能性の自分を選んで、世界を拡げていく。

自分の世界を拡げていけば、拡がったぶんだけ、いろんなタイプの男性と出会う。
たくさんの選択肢のなかから、自分に合う人を選んで、人生を築いていく。
★可能性の自分なので、不確定。

人生は選択の連続、これを選ぶと決断して、覚悟を決めて幸せになる

人生は、選択の連続です。
何を食べるのか、どの服を着るのか、そういう日常の小さなことから、結婚という大きなことにいたるまで、すべて選択した結果が、人生を創っていきます。

誰が強制しているのでもありません。
自分の選択です。

マリさんは、①でも②でも、どちらの人生も、自分で選ぶことができます。
どちらを選んでも、いいのです。
正解、不正解は、ありません。

ただ、選んだら、きちんと決断してください。
これを選んで幸せになる、と。
選びながら迷っていると、幸せにはなりずらくなります。
自分で選んだ結果、グチを言っていると、不幸になります。

どちらを選んでも、きちんと決断して、幸せになる覚悟を持つことが大切です。
その先の人生が幸せになるのかならないのかは、マリさんしだいです。

①でも②でも、しっかり決断して、幸せになる覚悟を持って、毎日の一つ一つ、自分の感覚一つ一つを大切にしていけば、もう幸せになれます。

マリさんしだいです。

迷って、結婚を延期するのも、やめるのも、そのまま結婚するのも、マリさんしだい。
ここで、占いやスピリチュアル、他人の意見に責任転嫁しないように、気をつけてください。

人の意見を聞くことは大切ですが、誰かのせいにしてしまうと、それは不幸への道です。
マリのさんの人生は、マリさんが責任を持つしかありません。

覚悟を決めると、決めたぶんだけ、幸せになります。

今の自分の世界を選んで、そこから拡げていくことも、もちろん可能です。
ただその場合、同じように彼も世界を拡げていかなければ、いずれ気が合わなくなります。

2人で一緒に可能性を拡げていける、と思うのなら、問題はありません。

最後に一つだけ~結婚前には、誰もが悩む、落ちこむ、マリッジブルーになる

だれでも、マリッジブルーになる

最後に一つだけ、大切なことをお話ししておきます。
結婚前には、マリさんだけではなく、誰もが悩みます。
落ちこみます。

いわゆる、マリッジブルーですね。

私も、結婚前には、大きなマリッジブルーに陥りました。
誰でも、変化が怖いのです。
これは、あたりまえの感覚です。

金銭面の問題がなければ、お姑さんの問題、お姑さんの問題がなければ、引っ越しの問題、家から出る問題、など、様々な問題、不安を拾ってきます。

そういういろいろな問題、不安を拾ってくるのは、子どもを産み、20年育てていく、という長期的なことを決定するのですから、当たり前のことです。

離婚するのを悪いこととは思いませんが、子どもを長期的に育てていくことを考えると、結婚する時点で、20年は一緒にいられると思う人を、選んだほうがいいですね。

その後はもちろんどうなるかわかりませんが、少なくとも結婚する時点でそれが思えないと、アウトです。
今、「大好き」かどうかより、20年一緒にいられるかどうか、を自分の感覚にきいてみてください。

子どもを産まない、育てない主義なら、もっと簡単に考えてもいいですね。

それらを考え、感じながら、選択して決断し、覚悟を持つ必要があります。
それが、本当に大人になる、自立する、ということです。

決め手は、不安や惨めになる気持ちを、彼にそのまま言えるかどうか、2人でマリッジブルーを乗り越えられるかどうか

自立する、というのは、1人で勝手に決める、ということでもありません。
これから2人で人生を共にしようというのですから、今後の生活への不安や惨めになる気持ちを、彼にそのまま言ってみましょう。

男性は一般的に、しっかり伝えなければ、わかりません。
2人でマリッジブルーを乗り越えられれば、結婚後いろいろ起こる問題も、2人で乗り越えていけるでしょう。

3月末のご結婚までまがありませんが、決断できないのであれば、少し延期してもいいかもしれません。
マリさんの人生が、楽しく幸せになるよう、心からお祈りしています。

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